チャンピオンズカップ

JRAが2014年の開催日割と重賞競走について発表しました。

目玉としては2歳重賞の大幅改定などありますが、地方競馬担当の私の注目点は、
現・ジャパンカップダートの開催場が中京競馬場に移り、名称が「チャンピオンズカップ」と変更されることですね。
ここからは私見ですので賛否両論あるかと思いますが、なぜ「東海ステークス」とか「ウインターステークス」にしなかったんだろうか?仰々しいタイトルにするよりも、2月に行う「フェブラリーステークス」のように力んでないネーミングの方が歴史を重ねるごとにレースの風格も成長していく気がするんですよね。
そもそもは12月1週に中京競馬場で数少ないダート重賞が行われていたのだし、しっくりくると思うんですけどね。

2歳~3歳の春については、ダート重賞が出来ませんね。これも私見ですが、JRAからは従来通り、2歳から3歳の春までは東京優駿を頂点とするクラシックロードを重要視するというメッセージを強く感じました。ダートについては地方に交流重賞があるので、そちらに任す方針を継続するのでしょうね。そうしないと各地方競馬でさらに廃止するところが出てきてしまいますからね。

チャンピオンズカップに話を戻しますが、JRAは「日本調教馬を中心としたダート最高峰競走としての位置付けを明確にする観点」からジャパンカップダートの開催場・名称を変更したそうです。もはや海外から来てくれなくなったから仕方ないと思いますが、その観点でのベストが中京1800mならば、府中1600mのフェブラリーステークスについても距離やらなんやらを再検討していただいた方が良いと思います。
私見ばかり続けます。中京1800mに変更したことで、メリット大きいでしょうね。海外馬が来てくれなくても、ダートの国際標準は左回りなので、それに揃えることは大きいでしょう。願わくば2000mで実施して欲しいものですが、中央競馬でダート2000mが出来るのは阪神競馬場(右回り)だけ。しかしファンから評判が悪いと言われている芝スタートなのでこれは避けたい。左回りで2000mが取れる競馬場は川崎・船橋・浦和・盛岡で、フルゲートを多く取れるコースでいえば、盛岡(※)がモアベターなんでしょうかね。ベストじゃないのは、上げた4場が全て地方競馬の競馬場なので、JRAの意向が100%反映できないんです。自治体が競馬開催を辞める!なんて言ったら折角のコースももう使えなくなってしまいますからね。
個人的には盛岡2000が大井2000を抜いて日本一のコースだと思うんです。なので、暴論ですがJRAは岩手県から盛岡の開催権の一部だけでも買って秋か冬の6日間だけでも開催出来れば、ダート競走の理想的な番組が組めるんじゃないかと、「個人的には」思っています。

文章が冗長化してしまいましたが、言うだけは自由なので(笑)
新しいJRAの施策でどんな名馬が生まれるかを楽しみにしたいと思います。

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