皆様、おはようございます。開門ダッシュ部です。
今年もジャパンオータムインターナショナルってやるのね、と思っていたら11年ぶりに海外からも出走馬が出てきて少し賑わいが出てきた今年のエリザベス女王杯です。
本紙見解
円安傾向がまだ収まらない現状ながら、海外からマジカルラグーンが参戦。この馬を中心とする。ジャパンカップも視野に入れた参戦で本気度合いが際立つ。前走ヨークシャーオークスでは5着に敗れるも勝ったのはのちに凱旋門賞を勝つアルピニスタで、0.9秒差とはいえ凱旋門賞のパフォーマンスを比較すると善戦か。2走前のアイリッシュオークスは7頭立ての2番手で進め、直線で迫りくるトイを最後まで抜かれずに競り落とす粘り強い競馬が印象。ヨーロッパの最強世代の1頭として、日本で旋風を起こしてほしい。
対する日本代表にはジェラルディーナを推す。オールカマーは難なくインの好位を確保。直線で力強く伸びて快勝。2キロのアドバンテージはあったにしろ、男馬にこれだけきっちり快勝した重賞を今年初めて見た。同じ2200、直線に坂があるコースと今回の予行としてはバッチリで、違いがあれば今回は大外枠だが、1角までの距離もあるのでそこは悲観するポイントではないと思うので日本馬では1番手と考えて良いと思う。
3番手にはイズジョーノキセキ。前走府中牝馬ステークスの鮮やかな差し切りが印象的。まだ内が伸びる状況だったこともあったが、岩田ジョッキーの渾身の檄に応えた初重賞勝利だった。ソダシが勝つレースをすんでのところでかっさらった走りを、今回鞍上代わったルメール騎手が岩田の魂を纏って再現することを期待したい。
秋華賞組の評価が難しいところだが、今回はナミュール、スタニングローズの順で。距離を考えるとナミュールに分があると感じるが、古馬牝馬と3歳牝馬の比較で行くと、今回はマジカルラグーンを除いて古馬牝馬の層が厚いと見ている。最後に扱いは☆だが、三冠牝馬デアリングタクトは今年の不安をすべて払拭するような圧勝まである期待を込めている。
今回は馬券の組み立てが本当に難しいので、まさかの馬連6頭ボックスで臨みたい。(本紙・こうじ)
まとめ
オッズも割れていますが、ダッスポの予想も割れていますね。1番人気は秋華賞馬スタニングローズ。続いてナミュール、デアリングタクトとなっているが、全員揃って印をつけている馬は無し。
牝馬G1と言えばロック師匠、ということで今回も師匠の印に注目するとスタニングローズ>イズジョーノキセキ>ナミュールと質実剛健な予想。常に誠実な師匠の予想スタイルそのものでした。日本馬で買うならこれなのかなあ。僕の心が揺れ始めました…
エリザベス2世女王陛下が今年崩御あらせられ、御在位70年を極東からお祝いすることが叶いませんでしたことは残念でなりません。70年の長きにわたり世界に影響を与え続けてこられた陛下へ、本日は改めて衷心から哀悼の意を表したいと思います。
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