いよいよ馬券の買い方です。
馬券の種類やマークシートの塗り方は、以下のサイトを参照。
http://hkeiba.com/bet/
http://haitoukin.blog.fc2.com/blog-entry-353.html
買い方は、有人窓口か自動券売機。
自動券売機の場合は、現金券という物を使わないと買えません。
オススメは断然窓口購入。
現金券と言っても感熱紙に$100とか書かれたもの。
$30分使用すると、お釣りとして$70と新たに印刷された現金券が出てきます。
窓口は英語が通じるので、わからない項目はマークしないで、口頭で伝えると窓口の人がマークしてくれます。
また、マーク方法が間違ってたりすると、その場で書き直してくれるなど、
JRAの窓口より親切。
買い終わった後、必ず『Good Luck!』と言ってくれるので気分も良いです。
購入単価は1点$10
但し、マークシート1枚の合計購入金額が$100以上なら、
1点あたりの購入最低金額が下げられる。
例えば、3連複5頭BOXだと10点なので、1点あたりの最低購入額は$10ですが、
6頭BOXだと20点なので、1点あたりの最低購入額が$5に下がります。
券種毎の最低購入額はサイトを確認してみて下さい。
古い情報なので少し変わっているかも。
SIX UP
日本式に言うとWIN6。
日本より優しいのが、1,2着なら当たりというところ。
更に全て1着だとボーナス配当があります。
対象は最後から6Rです。
香港国際競走の日だと、香港スプリントから始まります。
これも1点$10が基本ですが、前記の香港ルールによる最低購入額は$2です。
DOUBLE TRIO
3連複転がし。
指定された2レースの3連複を全て当てる馬券。
指定レースは新聞に掲載されています。
TRIPLE TRIO
3連複3連転がし。
指定された3レースの3連複を全て当てる馬券。
指定レースは新聞に掲載されています。
組み合わせによっては、6UPより高額配当になる日もあります。
2Rまで当たって、3R目で外れた場合も、残念賞として多少の払い戻しがあります。
FIRST 4
4連複。
一見、軸がよく4着になる人向けの馬券のように思いがちですが、
昨今の日本ダービーの1〜4着を見てみて下さい。
3連複なら2頭軸流しで拾えそうでも、4連複となるとどう考えても無理、それが現実です。
それでいて、1番人気絡みの場合、配当はあまり期待できません。
手を出さない事をオススメします。
JOCKEY CHALLENGE
その日に1番活躍する騎手を当てるブックメーカー色が強い馬券。
世界の一流ジョッキーが集まっている香港なので、難しい割に配当はそれ程期待できません。
全レースは馬券を購入しないけど、1日競馬場で競馬を楽しみたいって方には良いかもしれません。
それと…
単勝や馬単のダブル馬券などもありますが、想像通りなので説明は割愛します。
ちなみに、単勝のダブルは、1着→2着で残念賞があります。
競馬場での過ごし方
会員エリアにしか入った事が無いので、そこに限定した情報。
座席は何か荷物を置いておくと確保される日本と同じ暗黙ルールが適用されている。
競馬場のスタンドの座席は、日本の競馬場とは異なり、東京ドームのようなプラスチック製の跳ね上げ式。
跳ね上げる力も強い為、日本のように新聞や飲み物程度では確保しておく事ができない。
屋内には3脚繋がったシートがある。
ミニテーブル、ドリンクホルダーが付いていて使い勝手が良い。
香港は沖縄より南に位置している為、12月でも20度以上あり、陽射しも強い為、1日中外にいるのは辛いので、屋外と屋内の馬券売り場の窓口近くの座席を確保しておいて、レースを見る時だけ外に行くのがオススメ。
パドックは屋根付きで、スタンドと同じような座席があるが、パドックはとても混雑する為、前の方の座席を確保してもレースに座席まで辿り着くのは難しい。
会員エリアの為、治安が良いのか物盗りをされた事は無いが、
万が一取られても諦めがつく、上着や金目の物が入っていないバッグ程度にしておく。
1R前に行けば、屋内やパドックの座席は容易に確保できる。
屋外を確保したい場合は、開門時間の10時に合わせて行けば確保し易い。
正式なレーシングプログラムは、小ぶりでインフォメーションで$15で購入できる模様。
会員エリアのインフォメーションに、A4サイズの立派なレーシングプログラムっぽい物が無料で貰える。
JRAのG1特別版のレープロより立派で、映画のパンフレット並。
ちょっとかさばる上に、いっぱい持って帰るのは恥ずかしいが、お土産に持って帰ると喜ばれる。
セルフサービス式のレストランなど、何軒かレストランが入っている。値段は不明。
自分は競馬場では軽食程度にしている為、売店でホットドッグと飲み物を買う程度にしている。
ホットドッグは結構立派なソーセージを使っていてなかなか食べ応えがあり旨い。
香港国際競走では、全レース終了後に花火があります。
ドバイWCのハーフタイムショーで行われる花火だけを切り取ったような感じです。
全ての花火が終わった後、
『また来年ここで会いましょう』
というようなメッセージがターフビジョンに映し出されてフィナーレになります。
初めて行った時は、馬券で負け過ぎて途中で帰ってしまったので見れませんでしたが、2回目からは見てから帰っています。
せっかく香港国際競走に行くのでしたら、最後まで残ってこの花火を見る事をオススメします。
それぐらい感動します。
グッズショップ
沙田競馬場にも競馬グッズを売っているお店はあります。
場所は馬場とは反対側(パドック側)で、パドックと入場ゲートの間(パドック寄り)。
売ってるグッズは日本と大差ありません。キーホルダーとかぬいぐるみとか。
自分が見た時は、ラッキーナインなどが並んでいました。
今だとアンバースカイとか並んでいるんではないでしょうか。
香港国際競走 当日のレース順
1R 条件戦
2R 条件戦
3R 条件戦
4R 香港ヴァーズ
5R 香港スプリント
6R 条件戦
7R 香港マイル
8R 香港カップ
9R 条件戦(OPクラス)
10R 条件戦
条件戦はレーティングの値によって区分けされています。
香港競馬は重賞以外は全てハンデ戦です。
9Rは香港国際競走に出れなかった地元の実力馬が出走するレースです。
前年に香港国際競走に出走した馬や、過去に日本遠征をした馬が出走する事もあります。
香港競馬の馬番と枠順
香港競馬は、ハンデが一番重い馬が1番の馬番。後はハンデ順に馬番が決まります。
牝馬のレーティングは牡馬より4ポイント低いので、後ろの馬番になる事が多いですが、レーティングを比較する場合は、牝馬は+4して比較しましょう。
枠順は馬番とは関係なく抽選です。日本のように枠という概念が無いので、帽子で区別する事ができません。
なので、10枠1番など発生します。枠順は完全にスタート位置としてだけの役割です。
非常にわかりにくいですが、馬券購入時に枠番も気にした方が良いです。
香港競馬の発走
スタート時は日本のようなファンファーレはありません。
発走時間になったら、ターフビジョンやテレビに枠入りの様子が映し出され、全馬がゲートに入ったらブザーが鳴って唐突にスタートします。
馬券の発売も発走時刻ギリギリまで行われるので、オッズもかなり変動します。
- 完 -
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